尾筋 淑子
YOSHIKO OSUJI 看護学部看護学科 特任准教授母性看護学Ⅲ、母性看護学実習
- 学位
- 看護学修士
- 専門分野
- 母性看護学
- 研究課題
- 「母乳育児」「母親のストレス」「母乳成分」
- 研究中のテーマ
- 「A市で暮らす在日外国人の妊娠・出産・子育て期に必要な支援内容を明らかにする研究」
- 主要論文
- 「助産師が行う母乳育児支援」「母親の精神的ストレスが母乳成分に及ぼす影響」「香川県内における助産師のキャリアパス/ラダー検討のための中堅に対する意識調査」
- 所属学会
- 日本生殖看護学会 香川母性衛生学会 日本母性衛生学会 日本母乳哺育学会 日本助産学会 日本看護管理学会 日本家族看護学会
- 経歴
- 臨床で看護師を15年、助産師を17年勤務した後、本学にて現職。
現場で一番大変だったことはどんなことでしたか?
新人の頃は、右も左も分からず、患者さんの質問に答えられないなど、自信が持てない時期がありました。そのようなときでも、分からないことは自分で調べたり、先輩や医師に聞いたりして何とか解決していきました。振り返ってみるとやはり、分からないことは分からないままにしないことが大切だと考えます。
現場で一番嬉しかったエピソードは?
分娩を終えられた産婦さんが、赤ちゃんを抱っこしたときに”母親の顔になる”瞬間を見ることができることです。
看護を学ぶ在学生へのメッセージ
現代の医療を取り巻く環境は、少子・高齢化、家族構成や生活様式の変化、人々の価値観の変化、医療技術の飛躍的進歩により大きく変化しています。その変化に対応できる医療従事者になるべく、皆さんは本学で学んでいます。本学での学びを通して、国家試験を突破され、立派な看護師になられるよう応援しています。
これから看護職を目指す人へのメッセージ
本学では、卒業時に看護師国家試験受験資格はもとより、選択制での保健師国家試験受験資格が得られます。さらに大学院では、助産師国家試験受験資格が得られます。現代社会では、今看護者に対する期待は非常に高くなってきています。ぜひ、本学で一緒に看護を学んでいきましょう。
看護職を一言で表すと?
「ダイナミック」です。
今後チャレンジしたいこと、大学で取り組みたいこと
私がこれまで臨床の現場で経験してきたさまざまなことを学生さんに伝えていきたいと考えています。母性看護では、学生さんは看護の提供者になるとともに、看護の受け手にもなります。自分の母性・父性を育てていけるように学生さんとともに学んでいきたいと思います。