看護管理分野

新たな看護の未来を創造するための研究と実践

「看護管理学分野」は、新たな看護の未来を創造するために、マネジメントと看護管理の実践を研究する領域です。看護実践での変革者として活躍するために、マネジメント力を向上させるとともに、イノベーションを意識した研究課題に沿って、看護管理の実践を客観的に、論理的に整理し学修を深めます。
実習施設は、認定看護管理者がいる淡路島内外の施設で行います。研究テーマに沿って、実習施設は学生と相談しながら決定していきます。この領域の教育研究実績を充分に持つ専任教員もそろっており、高度な実践力と研究力を身につけられる環境が整っています。

高度実践者看護職養成コース

履修内容

看護管理学の基本となる看護管理システムやマネジメントについて、組織論、経営戦略論、財務分析など専門知識を深めることで、管理すべき「ひと、もの、金、情報」についてミクロ的視点とマクロ的視点で探します。そして、イノベーションを意識した研究課題に沿って看護管理上の問題を分析し、改善・改革のために開発した看護管理システム等の有効性の検証や組織変革のための戦略と有効性などを検証し、実践を通じて高度なマネジメント力を修得するコースです。また、検証結果を国内外に発信し、保健・医療・福祉分野の革新的な看護管理システムの開発に寄与する実践力と統率力を修得します。

養成する人材像

  • 看護管理学の広い専門知識と高度なマネジメントのスキルと倫理観をもって、革新的な看護管理システムを構築できる人材

こんな方におすすめ

  • 看護師としてレベルアップをしたい
  • チームのリーダーとして活躍したい
  • 看護体制の改善や改革に興味がある
  • マネジメントスキルを向上したい
  • 現場の看護の質を上げたい

教育者・研究者養成コース

履修内容

看護管理学の基本となる看護管理システムやマネジメントについて、組織論、経営戦略論、財務分析など専門知識を深めることで、管理すべき「ひと、もの、金、情報」についてミクロ的視点とマクロ的視点で探求するコースです。そして、イノベーションを意識し、保健・医療・福祉分野で対応できる研究を行い、修士学位論文を作成することを通して研究力を修得します。

養成する人材像

  • 看護管理についての理論や概念を開発できる人材
  • 看護管理の質を高めるための教育・研究に携わる人材

こんな方におすすめ

  • 看護管理学の研究をしたい
  • 将来的に看護師の人材育成に携わりたい
  • 看護体制の改善や改革に尽力したい
  • 看護政策について考えたい

教員紹介

箕浦 洋子 教授

箕浦 洋子教授

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笠岡 和子 教授

笠岡 和子教授

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カリキュラム

共通専門科目

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
看護理論 2 1通
研究方法論 2 1通
看護診断学 2 1通
看護教育論 2 1通
看護管理学 2 1通
看護政策論 2 1通
コンサルテーション論 2 1通

共通基礎科目

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
倫理論 2 1通
社会学 2 1通
臨床心理学 2 1通
保健統計学* 2 1通

看護管理分野

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
看護管理学特論Ⅰ 2 1・2通
看護管理学特論Ⅱ 2 1・2通
看護管理学演習Ⅰ 2 1・2通
看護管理学演習Ⅱ 4 1・2通
看護管理学セミナー 4 1・2通
看護管理学実習 ☆ 4 1・2通

分野共通

科目名 単位数 配当年次
必修 選択
看護学特別研究 6 1・2通

修了要件

30単位以上

専門科目の中から履修科目を選び、共通専門科目の必修6単位、共通専門科目と共通基礎科目の選択から4単位以上の計10単位以上に加え、特論4単位、演習6単位、セミナー4単位、看護学特別研究6単位の計20単位を修得します(高度専門看護職養成コースを選択した場合は実習4単位を履修)。
※母性看護・助産学分野の高度実践看護職養成コース(助産師国家試験資格取得を含む)は、共通専門科目と共通基礎科目の選択から4単位以上の計10単位以上、母性看護・助産学分野の特論4単位、演習6単位、セミナー4単位、看護学特別研究6単位の計20単位、共通専門科目の必修6単位に加え、助産師国家試験資格取得科目の計28単位以上の計58単位以上を修得します。

長期履修制度

職業を有している等の理由によって、定められた2年間で大学院の教育課程の履修を終えることが困難な場合に限り、修業年限を3年間とする長期履修制度を導入。働きながら学びを深めたいという人を応援する制度です。実際に仕事を持ちながら学んでいる大学院生も在籍しています。

昼夜開講科目

昼間仕事をもっている人のために、夜間にも授業を開講しています。本学は学部からの進学者だけでなく、臨床現場での経験と大学院での学びをリンクさせながら、よりスキルアップ、ステップアップしたいという社会人の方にも広く門戸を開いています。